実際に導入されている
お客様の声

放置されていたkintoneを再構築。アルテマブルーとの連携で活用度の高いデータ管理を実現。

アソビュー株式会社

アソビュー株式会社

遊び・体験のプランを紹介するサービスと「電子チケット」をはじめとしたテクノロジーを提供し、「遊び」の市場を創造する

貴社の事業内容をお聞かせください。

弊社は「asoview! (アソビュー)」というインターネットサービスを中核として、ギフトサービスやDMO関連といった、「タビナカ」市場や「遊び」の市場で事業を展開しています。

代表の山野が会社を設立したときは、事業を確定していませんでした。「世の中のお困りごとを解決したい」という想いだけで創業したのです。しかし、「インターネットを通じた何か」で事業を展開するということだけは決めていました。

普段から、色々な方々と話す機会が多い山野ですが、ある時、実は多くの人が「余暇時間」の使い方に「課題を持っているのではないか?」と感じました。その課題をインターネットサービスで解決できないかと考えたのです。

その時に「余暇市場」にサービスが存在していないことに気付き「asoview!」を立ち上げました。
実際には、もっと早くにはじまっていた類似サービスはあったのですが、「余暇市場」を広げたのは当社のサービスであると言えると思います。

asoview!のサービス商品には、予約できる「体験」と、「電子チケット」があります。特に電子チケットは、博物館、史跡、お城など、これまで現地か紙でしかチケットを購入できず、入場で混雑していた施設の課題解決策として注目されています。

実は、ここ最近でちょっと業界がざわついたことがありました。今年、京都の「二条城」が当社のサービスで電子チケット化されたのです。「観光名所でもある世界文化遺産までも導入した!」ということで、かなりインパクトがあったようです。また、すでに「首里城」も電子チケット化した実績もあり、今後楽しみな事業です。
以前は、あまり注目されていない分野でしたが、コト消費の需要が増してきた昨今では、大変多くのお客様にご利用頂いております。

管理者不在で放置されていたkintoneと他社の名刺管理サービスの再構築に着手

アルテマブルーとkintone連携の導入を検討したきっかけを教えてください。

弊社が先に導入したのは、kintoneです。2016年のことでした。それまでは別のSFAを利用していたのですが、当時の当社には高級すぎて使いこなせていませんでした。代わりのツールを探しているタイミングでkintoneを使っていた人が入社してきたこともあり、kintoneに切り替えたのです。

サポートや営業など、利用は徐々に広がっていきました。しかし、いつの間にか全体を管理する人がいなくなり、“カオス”な状態に陥ってしまいました。

ご存知のようにkintoneは何でもできてしまいます。その分、思想がない人が使うと、簡単に“カオス”な状態になってしまうものでもあります。

具体例を挙げると、kintoneのマスタ管理も上手くいっていない状態でした。
当時は「顧客管理」の中で「アタックリスト」を管理していました。しかし、ルールや運用が徹底されていなかったため、どの企業が「顧客」なのかもわからなくなっていたのです。

しかも、アタックリストが入っているということは、当然「不完全」なデータも多く入っているということになります。さらにデータの完全性に疑問符が残るような持ち方をしていたので、信頼性に欠けるデータとなっていたのです。

ところで、弊社ではSFAを導入する前から他社の名刺管理サービスを導入していました。
しかし、価格が高いにもかかわらず、こちらも有効活用できていませんでした。kintone同様、管理者がいないために放置されている状態です。

これでは、各々が交換した名刺を登録、電話帳として利用する以外、蓄積データとしては使い物になりません。

そこで、情報管理に危機感をもった経営陣から私に声がかかりました。もともと私は全くkintoneも名刺管理も関係しない業務を行っていたのですが、kintoneを含めた全体運用の再構築に取りかかったのです。

名刺管理サービスとの連携が必要なのか、最初の疑問に立ち戻るところからスタート

当時は、どのような課題がありましたか?

“その“名刺管理サービスはオペレータ補正や自動名寄せを行うことで、手間をかけなくてもデータ整備ができるものだと理解していました。しかし、蓋を開けてみると想像以上にひどくて…。

「自動名寄せ」といっても“完全一致”での自動名寄せなので、当然人間の目視確認は必要になります。そこに関して、弊社の運用が行き届いている状態ではありませんでした。

なによりも重大な問題は、「データの質が低い」ということです。
そのサービスでは、読めなかった字は「●」に変換されてデータ化されます。量としては全体の1割に満たないくらいですが、そこそこの量がありました。1番酷いもので、苗字と名前のすべてが「●」だったこともあります。

そういうデータは使いものになりません。そもそも、社員も情報を入力するだけで使っていませんし、クオリティも低い。「ここにお金を払う意味があるのか?」という話です。

その名刺管理サービスとkintoneを連携して、データをマッチングさせて使う、ということも考えましたが、信頼性のないデータ同士を繋げてもうまくはいかないのはわかっていたので、あきらめました。

そのような状況でしたので、まずkintoneを整備したうえで、改めて名刺管理サービスそのものの存在意義を見直しました。そして、「名刺管理サービスとの連携も本当に必要なのか?」ということをクリアにしていきました。

顧客データを管理する必要性を肌で実感

改めて、kintone連携が必要だと思ったとこはどういうところでしょうか?

弊社が元々提供していたビジネスでは、パートナー様の多くがアクティビティ業者で、お店の名前と個人の名前がほぼ一致していたので、「顧客管理」といっても「契約店舗」を管理すれば十分でした。

しかし、最近では徐々に弊社の業態が多様化し、チケット施設やギフトサービスの運営会社などにも提案活動を行っています。そのような提案先は大きな企業も多いので、「企業」と「人」という両軸を管理していかなければと感じていました。

「人」のデータをしっかり蓄積/整備することを考えると、やはり名刺連携サービスは必要だと判断しました。

コストパフォーマンスの良さとデータ管理のしやすさがポイント

アルテマブルーおよびkintone連携導入の決め手は?

アルテマブルーは最低ID数で、取込み専用としての利用が可能です。
しかも、各々のkintoneアカウントに振り分けて連携ができるため、誰が名刺交換したのかがkintone上にも明確に残る点ですね。コストパフォーマンスがものすごく良いです。

さらに、キヤノンエスキースシステムさんのkintoneテンプレートの一部も利用しています。アルテマブルーから連携後、kintoneテンプレートで名寄せをすると、名刺交換した人の情報もマージしてくれるので、kintone上で「この担当者と、どの営業マンが名刺交換したのか」も管理できるようになり、非常に良いサービスだと思っています。

当社の問題として、「何を目的としてデータを集めるのか」「このデータをどのように使うのか」というのが不明確だという点がありました。今回、改めてクリアにして検討したときに、一番相性が良かったのがアルテマブルー連携だったということです。

データが整理され、不完全データのチェックが容易に

導入後の効果を教えてください

データが明らかにきれいになりました。

実際には私が管理者としてしっかりと管理し始めたことも重要な点だと思います。
毎月一回以上は、利用状況やデータなどのチェックをしっかり行うようにしていますので。

私自身、システムやデータの扱いについてもある程度理解しているつもりです。

理想を言うと、私がチェックを行うことなく、全てが自動化できれば素晴らしいと思います。でもそれはとても難しい話で、だからこそ手間をかけてでもデータを整備していくと決めて、実際に行っています。

しかし、それを「どれだけ手をかけずにデータを整備できるか?」という工夫は非常に重要で、その点でキヤノンエスキースさんのサービス思想と非常にマッチしていました。

そもそも「データに完璧はない」ということを前提とした作りになっていて、「自動」処理と「手動」処理の設計思想は、常々思っていたことと一致していましたし、実装のバランスもとても良いと感じています。

管理者を立てて、チェックをしっかり行うことと、それをサポートするシステムの両輪が回ることで、今ではきれいなデータを維持できています。

また、データがきれいになることで、不完全なデータに気付きやすくなるというメリットもあります。ゴミがたくさん浮かんでいるところでは、新たなゴミが入ってきても気づかないのですが、きれいなところにゴミが入るとすぐわかるようになるのと同じですね。

「手動」処理が、データ管理に対する意識付けに貢献

アルテマブルーは「手動」連携が主体です。実際にご利用いただいてみて、いかがでしたか?

「手動」連携は良いと思います。
先ほども言いましたが、すべてを「自動化」するというのは難しいことですし、実務でデータをきれいに保つためには、「手動」が必要な部分も多くなるというのも事実です。そういった現状や、データの性質や重要性を理解した上で作られていると感じています。

また、「手動」であることで各人が「データを取り込もう」「データを整備しよう」という意識になることも、非常に大きいと思います。

弊社では、アルテマブルーからkintoneに連携した後、アルテマブルー上のデータは削除するようにしています。しかし、名刺を取り込んだだけで、一定期間連携されていないデータもあるので、そういったデータは私が削除するようにしています。

誰かが助けてくれると思っていると自覚が生まれないので、強制的にやってもらうようにしています。この点で、手動であることが役立ちます。その甲斐あって、最近は社員の意識付けができて来ていると感じています。

正確なデータを維持して活用を図る

今後の展望を教えてください

このまま、常にきれいなデータがある状態を継続できれば、あとは使い方の問題だけです。
正確なデータの重要性は非常に高く、維持しておくことのメリットは計り知れません。
そのためにも、データの整備は「まとめてやる」より「こまめに掃除」して、きれいなデータを維持していきたいと思います。

COMPANY PROFILE

会社名 アソビュー株式会社
所在地 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2丁目7-7 JIKビル3階
設立 2011年3月14日
資本金 資本金10億円(資本準備金含む)
企業HP https://www.asoview.co.jp/
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